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地デラジは福音(2013年9月25日)
TBSラジオで「生島ヒロシのおはよう一直線」放送4000回記念のAM・FMラジオにワンセグ(地デジ)が入るラジオ「地デラジ」があると聞いて、さっそく申し込んだ。
実は、テレビが地デジ化されるまでは、FMラジオでテレビが聞けたが、地デジになってからはテレビが聴けるラジオが無くなっていた。このところ、やっと何社からか出てくるようになったが、視覚障害者には操作が難しく価格も高いのが難点だった。
しかし、この地デラジは、ダイヤルやボタンが少ないどころか3つしかないことなど、操作が簡単だ。これは福音だ。
一般のラジオやテレビでは画面表示で番組名を探すのがもっぱらだが、この地デラジは今どのラジオ放送を聴いているのか、どのテレビを聴いているのか、選局するごとに全部しゃべってくれるのだから驚きだ。
たとえば、電源ボタン兼用のスイッチを入れると「AMラジオに設定します」と言う。
2つ目のFMラジオに移動すると「FMラジオに設定します」、3つ目のテレビに移動する「ワンセグテレビに設定します」と言う。番組は、ボタンをひとつ押すだけで選べるから、これまた簡単だ。真夜中に寝床の中で手探りで好きな放送局を選べるなんて、素敵ことだ。
ボリュームの上げ下げも、ダイヤルを右に回せば音量大、左に回せば音量小で、家族にもご近所にも迷惑にならない音量で聴くことができる。
電話の弱いところでは、付属アンテナを伸ばすこともできるし、ラジオの角度を変えることで、いっそう綺麗に聴くことができる。
しかも、テレビの主音声に加えて、副音声も聴くことができる。もちろん、主音声+副音声でも聴くことができる。
この使い良さに予約が殺到し、今は売り切れ、11月末まで待っている状態だ。手作りなので量産が効かないのだと言う。
ただ、いかんせん消費税込みにしても8,980円は少々高い。「おはよう一直線4500回記念」の暁に、4,500円くらいで発売してくれないだろうか。視覚障害者のみならず視力の落ちたお年寄りにも爆発的に売れるんじゃないかと思う。
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