10月26日(土曜日)、東京鉄鋼工業協同組合Ｃグループの旅行で、幸い台風27号がそれてくれた広島に行った。

最初に、呉の「大和ミュージアム」を訪れ、次に「広島平和記念公園」で10年ぶりに「原爆ドーム」と再会した。目頭が熱くなった。

「原爆ドーム」をバックに、鈴木さんと山口さんと一緒に写真を撮ってもらった。

戦争の悲惨さを身を持って体験したのは、参加者の中で私一人だ。中学生のときだった。

大勢の高校生がバスを連ねて修学旅行に訪れていたが、過去の過ちをしっかり身に付けてもらえただろうか。

「広島平和記念公園」では、地元の高校生が「核廃絶」の署名を集めていた。私も署名し、幾ばくかの献金をした。

そのあと、「安芸の宮島」に向かった。平清盛の援助を受けて今の姿が築かれた「厳島神社」で、清盛の全盛時代と『平家物語』の冒頭で語られていた「生者必滅の理」を感じた。

翌日に行った山口県岩国市の「錦帯橋」は、修復前と修復中にも来たことがある。そのときは２橋のみだったが、今回は修復後の５橋だったので、延べ３回歩くことができた。

修復前には橋を渡りきった麓に「白蛇」がいたので、鈴木さんにお参りをすすめた。あまりピーアールされていない「白蛇」なのか、ほとんどの人が拝んでいない。

東京に帰ったら、鈴木さんから早速、掲示板への投稿があった。鈴木さんには「金運」間違いなし！