小柴恭男ホームページ

本文へジャンプ
ここから本文

昨年までの情報

義士祭前日、講談と俗曲の催し(2015年12月13日)

12月13日、義士祭の前日、クライネホールにて講談と俗曲の会を開いた。視覚障害者招待のご案内を出したところ、希望者が多く、先着60名様を招待した。

午後2時より、神田こなぎさんの『奴(やっこ)の小万』

2時30分より師匠の神田すみれさんの『徂徠豆腐』

3時よりの休憩時間に忠臣蔵にちなみ、赤穂の『塩味饅頭』と日本酒、そば茶を味わった。視覚障害者なので、全員に声出しをしてもらった。

3時30分より、柳家小夏さんの色物で俗曲、大高源吾の『笹や節』(笹や笹…明日は待たるる宝船。)や赤垣源蔵の(赤マント…徳利酒…)等を三味線で披露。

午後4時より真打神田すみれ師匠の『南部坂雪の別れ』討ち入りの前日、大石内蔵助が浅野内匠頭の夫人瑶泉院に別れを告げる場面。

4時30分、感動のうちに散会となった。
 

写真は、写真家の本田彰男様に撮影して頂いた。

写真1
写真1:神田こなぎ 弱きを助け強きをくじくヒロイン小万こと雪の物語でした。
写真2
写真2:端唄『奴さん』『相撲甚句』『かっぽれ』『安宅の関』等盛りだくさんの三味線の演技。
写真3
写真3:神田すみれ師匠 内蔵助をなじる瑤泉院の肉薄の声、討ち入りを知った戸田の局の驚きの声など臨場感があふれた。
写真4
写真4:公演後の師匠とのツーショット。

盛会でした。

参加者からのお礼のことば

  1. 調布市の村上里美です。昨日の講談の会、おじゃまさせていただき、ありがとうございました。笑いあり、涙あり、とても贅沢な時間を過ごすことができました。また、三味線にあわせて皆さん唄っていらっしゃるのを聞き、よくご存じだなぁと感心しました。帰りには、ゆっくりご挨拶もせずに失礼いたしました。
  2. こんばんは、世田谷の眞田です。昨日は大変お世話になりました。初めて講談を生で聞きました。テレビ・ラジオで聞いたことがありますが比べものにならないほど素晴らしく、感動をいただきました、有難う御座いました。一緒にご招待いただいた中村さん、鈴木さんからも小柴さんに感謝をお伝えくださいとのことでした。まずはお礼まで。
  3. 川柳の じゅんぺいです きのうは ほんとうに すばらしい なつかしさでいっぱいの 時間をいただき かんげきでした きみたんと 駅でまちあわせして ガイドさんと 三にんでうかがいました ありがとうございました いろいろな ひとたちとも であえて よかったです
  4. クライネホールでの忠臣蔵の講談、三味線小唄の会に参加させていただきありがとうございました。家内も楽しい一日を過ごせたと、喜んでおり感謝しております。
  5. しばらくさま、こんばんは。のこ@小林宣子です。13日のクライネホール、講談とお三味線小唄、素晴らしい時間いただきました。さすがその道の一流の方はすごいですね。それを身近に迫力いっばいにきかせていただき感動しました。すみれ先生、小夏師匠 の芸とお人柄、芸の世界の厳しさなどお話も胸にしみました。南部坂雪の別れも荻生徂来先生の豆腐とおからよかったです。豆腐屋のおかみさんががんもどきもあげておけばよかったというのを聞いて思わず笑いました。芸の世界のこと、前座二つ目真打の違いなどもとても興味深かったです。こんな会を企画して楽しませてくださるしばらくさん、そのパワーと大きさ優しさ、素晴らしいですね。心から感謝です。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

 
徂徠豆腐冒頭(MP3形式)
音声再生について:一般的なウィンドウズの環境(インターネットエクスプローラー)の場合、上記のリンクをクリックすることでメディアプレイヤーが起動し、自動的に音声の再生がはじまります。全体の長さは1分53秒です。メディアプレイヤーを終了させる場合は、alt キーを押しながら F4 キーを同時に押してください。


ここまで本文