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日枝句会 永楽俳句 いつまでも(ひえくかい えいらくはいく いつまでも)(2016年6月10日)
平成28年6月10日、永楽倶楽部創立100周年記念 第180回 日枝句会を赤坂の永楽倶楽部で開催した。
会員・OBの 佐々木群生、大河内あいめい、浅野吉弘、草刈幸風(投句のみ)、北岡みづほ、川辺恵司を招いて句会を開いた。
当日の句会の高得点句を以下に紹介します。
- アメリカの風の香りや花水木 下田晃子
- 一切の言い訳聞かず蠅叩く 佐藤喬風
- 発想のかけらを拾ふ夕焼け雲 佐々木群生
- ふるさとの幼馴染や柿若葉 大河内あいめい
- 浴衣着の娘のしぐさ妻二人 江原利水
- 迷いなく髪にとまりし蛍かな 北岡みづほ
- 夏ぐれや慰霊の塔に名を捜す 佐藤信彦
- 下し立て足袋の小鉤や祭笛 草刈幸風
- 枝豆が莢から外れ杯に 小柴柴落
- 決めた事一押添へる水羊羹 星川優子
- 蜘蛛の糸見つめ頷く学者肌 野田朱広
- 十薬の花愛で一群れ残しをり 高橋友子
- 父の日や五十回忌の旅にあり 阿久根桜岳
- 息潜め真夜中注ぐソーダー水 谷村まり子
- 鹿島灘音も光も全て波 川辺恵司
- ケルン積む小さな石に名を刻み 浅野吉弘
写真1:選句風景。
写真2:集合写真。
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