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ドイツ村で港区視覚障害者福祉協会の歩行訓練(2016年9月25日)
2016年9月25日(日)、港区視覚障害者福祉協会の歩行訓練を千葉のドイツ村で行った。
前日までの、連続してきた台風の余波で雨が続いたが、当日はピタリと止んでほっとした。
8時30分、東京都障害者福祉会館前を大型バスで出発、5日前までは36人の参加予定が、体調の悪い人が次々とあらわれ25名で出発した。
写真1:これから歩行訓練をはじめるぞ!
アクアライン経由でドイツ村に9時半到着。車中では、全員の自己紹介を行い、新入会員の竹脇さん、花井さん、中川さん(35歳、最年少)の紹介もあった。ビール、りんごジュースやおつまみも配られ、あっという間の1時間だった。
ドイツ村では、巌(いわお)名誉会長の指導で、1周1.8キロメートルの鴨池コースの散歩道を白杖を頼りに散策した。終着点での記念撮影では、佐藤前会長が池にお菓子を投げたので、多くの鴨が寄ってきた。
写真2:歩行訓練終了後の記念撮影。
広いドイツ村には季節の花が咲き乱れ、山並みが美しく映え、多くの家族連れのピクニックが楽しそう。大観覧車やさまざまな遊具施設があり、一日あきないコースのようだ。(バスガイドの説明を聞く)
昼食は、バーベキューでフランクフルトのソーセージや数々のお肉や豊富な野菜で満腹。ドイツから取り寄せた生ビールもおいしかった。会員へのお土産にバームクーヘンを用意した。
写真3:準備中のバーベキューの会場にて。お腹が鳴ります。
小湊鉄道の養老渓谷駅までのバスの旅はバスガイドの話が参考になった。
- 切られ与三(『お富さん』の歌で有名)。
- 袖ヶ浦の名前は、入水して荒れた海を静かにした『乙橘姫』の袖が流れ着いたことに由来。(日本武尊(やまとたけるのみこと)の悲話)
- 貧乏な親孝行息子が父親のために滝の水を汲んだらお酒だったという養老渓谷の話。養老渓谷は春日八郎(かすがはちろう)の『瓢箪ブギ』にも出てきます。(♪滝がお酒になったとさ ア ほんとかね♪)
等々。
養老渓谷温泉の足湯で疲れを癒し、トロッコ列車に乗車。窓からの爽やかな風を吸い込み、車内アナウンスでの谷合などの説明を聞き、なつかしい汽笛を聞きながら里見駅に到着した。
写真4:養老渓谷温泉にて足湯に入る。
写真5:里見駅にて、気をつけて線路を渡る。
地元の物産店、ゆりの里にて新鮮な野菜や果物を購入。しぼりたての牛乳でつくったアイスクリームを全員で食べた。トッピングが枝豆、ゆず、ブルーベリーなど10種類あった。
圓(まどか)会長が欠席者の会員にもお土産を用意していた。
帰りのバスの中では、日本酒もふるまわれ、葭原さんが用意した抽選会の景品は題名宛てクイズで全員に配られた。クイズは、歌詞の一部をいって、曲名をあてるというもので、たとえば、「お池にはまったさあ大変」で「どんぐりころころ」と答えるという具合である。
答えた後にはみんなでその童謡唱歌を歌った。全部で13人なので、13曲歌った。曲は『かかし』『紅葉(もみじ)』『誰もいない海』『夕日』、地元にちなんで『お富さん』など。
写真6:バスの中で音楽クイズ、みんなで歌って商品当てた。
事故なく、障害者福祉会館に到着し、解散した。
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