3月4日（土曜日）、アキレス石井君枝（きみえ）さん（きみたん）主催の文京区の名所を歩く会に参加した。
　マラソン組とウォーキング組とに分かれ、延べ30名。綿密にコースを選んでいただき、JR御徒町駅前から白梅で有名な湯島天神で解散した。
　所要時間、8時半スタートで2時まで、5時間半、昼食抜き・12キロメートルを完歩した。少し疲れたが楽しかった。
　文京区には名所・旧跡がたくさんあり、そのうちの一部を写真とともに紹介する。それぞれの箇所を早足で歩いたので、またゆっくり行ってみたい。

三菱グループで有名な広大な岩崎邸を見学した。庭園に面した日本家屋と洋館を順に見て回った。
　こんな静かな場所が都心にあるとは85歳になるまで知らなかった。

写真1：根津神社の鳥居の前で記念撮影。
門前で大学芋を待たされて買いました。

写真2：夏目漱石旧居跡の記念碑の前で。
左奥に「吾輩は猫である」の猫の像がありました。
右から私と背の高い若いガイドの沢田千春さん。

写真3：文京区立 森鴎外記念館という文字が見えます。
鴎外は著名な作家であり医者であったが、
死ぬときには島根県津和野町の親につけてもらった
林太郎で死にたいと言ったと案内に書いてあり、感動した。

続いて千駄木の町を歩き、昔懐かしいお店でおでんを食べたり、よもぎまんじゅう・さくらまんじゅうを買って食べた。昔の味だった。
　谷中（やなか）の墓地を通り、上野公園でバナナのたたき売りを見た。

写真4：緑の法被（はっぴ）に赤い帽子をかぶった大道芸人による
バナナのたたき売りの実演を見た。残念ながら、食品衛生法の指定により
バナナは東急デパートで購入したプラスチック製のため、
買って帰れなかったので、少しお金をおいてきた。

写真5：上野動物園の横を通り鳥の声を聞きながら、
上野公園の広場に出たら、早咲きの桜が咲いていたので、
一枚カメラに収めた。
つぼみが膨らむ程度の桜もあり、これより満開の桜もあり、
「様々な こと思い出す 桜かな」の句を思い出した。

アメ横の前、アブアブの前、黒紋町（くろもんちょう）を通って湯島天神に入った。ここで解散。