昨年までの情報
大阪で全国川柳の会(2019年7月13日)
7月13日(土曜日)11時から大阪で全国川柳の会が開かれました。私は当日、新幹線で東京から参加しました。大勢の視覚障害者とお話が出来、生の声で選句を聞くことができ、笑いと共に感心するぐらい皆様の上手な川柳に感服しました。
翌日は大阪市内観光で水陸両用の観光バスに乗り、大阪城の観光や大阪の名物うどんの店に並んでキツネうどんを賞味しました。そのあと水かけ不動尊にお参りしました。忙しい2日目で東京へ帰りました。
写真は「クローバーの会」の中川代表に撮影していただきました。
写真1:山本進先生が開会の挨拶をされている写真で、
隣に司会者の橋本富雄さんが立っておられます。
写真2:左、小柴。右、吉道あかね先生。
写真3:テーブルでの小柴による挨拶。後ろに会場全体が写っています。
写真4:左、主催者の山本進先生。右、小柴。
写真5:大阪フェスティバルホール 正面階段のレッドカーペットの上で。
この日はちょうどここで桃色吐息やfor youなどの歌で有名な
高橋真理子さんの演奏会がありました。もしチケットがあればと
聞いてみましたが全席売り切れだそうでした。
写真6:大阪城にて。大阪城に上る際に、電気自動車に乗りました。
高齢者は料金が100円で安く有難かったのですが、
運転手さんからは特段の説明もなかったので、
静かでクリーンな電気自動車のPRにもなるので
説明してくれればよかったのにと思いました。
写真7:桜門枡形巨石の全景写真。
写真8:巨石の看板の前で撮った写真。
桜門の内側には、本丸の正面入り口を守るため、石垣で四角く囲った「枡形」と呼ばれる区画が設けられ、上部に多聞櫓(たもんやぐら)が建てられた。この枡形は、徳川幕府による大阪城再築工事の第2期工事が始まった寛永元年(1624年)、備前岡山藩主 池田 忠雄(いけだただお)の担当によって築かれ、石材は備前(岡山県)産の花崗岩(かこうがん)が用いられている。正面の蛸石(たこいし)とよばれる城内第一位の巨石で、表面積がおよそ36畳敷(59.43平方メートル)、重量は約108トンと推定される。向かって左手の巨石は振袖石(ふりそでいし)とよばれ、表面積はおよそ33畳敷(53.86平方メートル)で、城内第3位である。なお、上部の多聞櫓は慶応4年(明治元年、1868年)、明治維新の大火で焼失した。
写真9:大阪で有名なうどんの「今井」で30分並んで待ちました。
「今井」の初代は江戸時代に道頓堀で芝居茶屋を始め、
のちに洋楽器屋を経て現在のうどん屋(創業は昭和21年)になったそうです。
きつねうどんが有名な店です。味の良い油揚げがたくさん入った、
ダシのきいたおいしいうどんなので生ビールも飲みました。
帰りに入り口での写真です。
柳の木があり「今井」の看板のある古き時代を感じる建物でした。
写真10:同じく大阪にて、水かけ不動尊に水をかける小柴。
昔流行った「月の法善寺横町」の歌詞を思い出します。
第100回記念全国川柳大会(2019年7月13日)
会場 北京料理「徐園」
参加者 出句49名、他に、ガイドヘルパー等24名
兼題:「明日」 太田扶美代 選 (川柳藤井寺)
(人の句) 明日知れぬ病に喧嘩吹っ掛ける 大阪府 椿野紀子
(地の句) 少年と明日を約束した夕日 大阪府 川端六点
(天の句) てるてる坊主明日のことは分からない 大阪府 能勢良子
兼題:「ほんま」 南野勝彦 選 (堺番傘川柳会)
(人の句) ほんまのことだけしか言えぬあかんたれ 大阪府 太田扶美代
(地の句) 文楽の人形ほんまに泣いている 大阪府 吉道航太郎
(天の句) やっと来たこれがほんまの御堂筋 福岡県 廣渡小夜子
兼題:「幸せ」(詠込み不可) 古今堂蕉子 選 (川柳塔すみよし)
(人の句) 交差点青を知らせる知らぬ声 大阪府 三宅景子
(地の句) 人生の午後に増えてる笑い皺 大阪府 吉道あかね
(天の句) 青い眼の孫を訪ねる旅仕度 大阪府 堀切艶子
兼題:「のんびり」 澤井敏治 選 (川柳塔さかい)
(人の句) のんびりとしてるが無職とは言わず 福岡県 廣渡憲峰
(地の句) 渓流の竿は釣れても釣れんでも 大阪府 川端六点
(天の句) 叙情歌にのんびり自分取り戻す 大阪府 吉田禮子
兼題:「見える」 吉道あかね 選 (柳都川柳社)
(人の句) おほほほほ私いくつに見えますか 大阪府 川端六点
(地の句) 若く見えるその一言でお買い上げ 兵庫県 平井美幸
(天の句) ハルカスから西方浄土見えますか 大阪府 山本 進
兼題:「百」(字結び可) 吉道航太郎 選 (柳都川柳社)
(人の句) 百歳が笑って暮らす国であれ 大阪府 古今堂蕉子
(地の句) 百年も七日も変わらない命 大阪府 澤井敏治
(天の句) 百態の雲にわたしを遊ばせる 大阪府 山本 進
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