昨年までの情報
富岡高校 首都圏同窓会 120名で盛大に(2019年11月3日)
2019年11月3日(日曜日・文化の日)、飯田橋のエドモントホテルで11時より、旧制富岡中学、旧富岡高校(男子)、旧富岡東高校(女子)が合併した新富岡高校の同窓会が開催された。
まずは総会が開かれ、東京かぶら会 会長の山田恒雄氏のご挨拶、来賓の富岡高校同窓会 会長 松井徹郎氏、富岡高校校長 富田忍氏によるご挨拶があった。続いて議事に入り、すべての事案は異議なく承認され、次期会長に新井敏彦氏(現事務局長、昭和46年卒)が選任された。新井氏は下仁田町の奥の神津(こうづ)牧場のふもとの西牧(さいもく)村、市野萱(いちのかや)の出身で、お父様は新井義二(よしじ)さんで、旧制富岡中学の地理の先生で偶然にも私が教わった先生であった。昭和22年当時新婚だった。
写真1:新同窓会会長に選任された新井敏彦氏。
総会に続き、富岡高校の卒業生である高崎商科大学の熊倉浩靖氏による上野三碑(こうずけさんぴ)についての講演があった。上野三碑とは、山上碑(やまのうえひ、681年)、多胡碑(たごひ、711年)、金井沢碑(かないざわひ、726年)からなる日本最古の石碑群のことで、漢字・仏教・石碑・律令という外来文化の伝播と日本的変容を示す大変貴重な史料で、ユネスコの三大事業の一つである「世界の記憶」に登録されたものです。講演では石碑の中で欠落した文字を推測しながら解説をしてくれました。当時の住所表記では群馬県北甘楽郡富岡町七日市にあった旧制中学校と旧制高等女学校の卒業生たちの先祖が住んでいたことになる。
続いて長老会員の説明があり、私たちのテーブルは第一回(昭和24年)卒業生の神戸勝次(かんべかつじ)さん、第二回(昭和25年)卒業生の新井澄雄(あらいすみお)さんと私小柴、第三回(昭和26年)卒業生は不在で第四回(昭和27年)卒業生の大平哲夫さん、田島暉男さん、鶴田匡夫さん、星野定男さん、そして名簿には記載されていなかったが、第二回(昭和25年)卒業生の三浦保栄(やすえ)さんと第四回(昭和27年)卒業生の北村さんも記念写真に加わって頂いた。
懇親会の席では、旧富岡高校校歌、旧富岡東高校校歌、新富岡高校校歌の合わせて3つの校歌を斉唱した私の時代は学制改革で旧制中学の5年生が富岡高校の2年生に編入され、まだ校歌がなかったので旧制富岡中学の校歌だけしか知らずさみしかった。
写真2:前列左から 神戸氏(24年卒)、小柴(25年卒)、
新井氏(25年卒)、三浦氏(25年卒)
後列左から 星野氏(27年卒)、田島氏(27年卒)、
鶴田氏(27年卒)、大平氏(27年卒)、北村氏(27年卒)
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