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満90歳 長野で家族旅行(2021年11月7日)

 11月7日が私の90歳の誕生日なので、前日の6日に東京駅を出発。長野電鉄で湯田中の「よろづや温泉旅館」に泊まった。お湯が熱く、ゆっくり入っていたらのぼせてしまった。小さい時の誕生ケーキは美味しかったが、高齢になると感慨深くないのが実情だ。

写真1
写真1:90歳おめでとう、と書かれたお祝いのケーキ。
苺と砂糖で作られたクマの人形が乗っています。

 翌日は長野の作曲家の中山晋平の記念館に出かけた。入口には《植えて嬉しい銀座の柳》が植樹されていたほか、人形が吹いたシャボン玉が《屋根まで飛んで》いた。懐かしい童謡で迎えられ、オルガンで希望する曲を3曲ひいてもらった。ウサギのダンス、背比べ、雨降りお月さん。昔を思い出すビデオの演奏を聞き、各部屋を回った。懐かしいCDやオルゴールを土産に買った。視覚障害者と同伴1名が無料で申し訳なかった。

写真2
写真2:中山晋平記念館の入口にて、門の上から鐘の音で
歓迎の音楽が流れたところで記念撮影。
左から長男の智延、妻の淑子、長女の裕子、恭男。

 翌日に向かった小布施(おぶせ)は人通りも多く、にぎやかな街で車が渋滞していた。栗おこわを食べて、栗のお菓子を買った。夕方の帰りは北陸新幹線で、長野からグランクラスに初めて乗った。足が高く上がる椅子で、いろいろ操作をすると自由に背もたれも変えられる。うっかり上のボタンを押したら、アテンダントがすぐに来てくれて恥ずかしかった。見えない悲しさです。車内でビールやおつまみ、夕食を食べ、食後のケーキと紅茶を飲み終わる頃には、もう大宮を過ぎていた。どこの食堂にも寄らずそのまま自宅に帰り、疲れたのですぐ寝た。

写真3
写真3:家族旅行とは別の日に、銀座6丁目の「むとう」にて食事会。
左から料亭の女将、恭男、妻の淑子。
テーブルにはワインと刺身の盛り合わせが乗っています。
鯛めしがとても美味しかった。福岡から上京して、3代目だそうです。

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