小柴恭男ホームページ

本文へジャンプ
ここから本文

昨年までの情報

新発売の集音器を3種類、試してみました(2022年4月24日)

 練馬区の株式会社アメディア(視覚障害者用機器の販売会社)で発売された集音器3種類を紹介します。3機種ともメーカーは台湾のMerry(メリー)という会社です。

@ 商品名:聞楽(きらく) 型番:ME-200PS
イヤホンは片耳だけです。本体はクリップ式になっていて、襟などに取り付けることができます。音量調節は本体でできます。
値段は20,167円(税込)です。
写真1
写真1:聞楽(きらく)ME-200PS の製品カタログと実物写真。
A 商品名:聞楽(きらく) 型番:ME-300D
イヤホンは両耳です。本体はクリップ式になっていて襟などに取り付けることができます。音量調節が片手でできます。1と同じ形状です。
価格は30,352円(税込)です。
写真2
写真2:聞楽(きらく)ME-300D の製品カタログと実物写真。
B 商品名:聴楽(ちょうらく) 型番:N101-DM
首かけ型の集音器です。クリップで襟などに取り付ける必要のない首かけタイプです。右側にコントローラがついており、音量調節ができます。イヤホンは両耳です。
価格は42,350円(税込)です。
写真3
写真3:聴楽(ちょうらく)の製品カタログと実物写真。

 @ A B お好みで選べます。
 2番と3番は、両耳だと自分の声が大きく聞こえてしまうので、片耳だけ使うのも良いかもしれません。5メートルほど離れたところの声も良く聞こえますが、小声の場合はボリュームを上げる必要があります。
 1番は、私の場合はボリュームを上げると雑音が少し大きく感じました。
 1番と2番の本体はイヤホンケーブルの長さの許す範囲で遠い位置につけた方が、自分の声を拾わないで済むと思いました。音は距離の二乗に反比例して小さくなるからです。

 これらはあくまでも集音器で、補聴器とは全く性質が違います。
 私はやや難聴ですが、高価な補聴器を買わなくてもまだ大丈夫かなと思っているので、集音器を検討しております。
 くわしくは発売元のアメディアにお問い合わせください。

住所
東京都練馬区豊玉上1-15-6 第10秋山ビル 1階
(都営大江戸線の光が丘駅からすぐです)
電話
03-6915-8597
ファックス
03-3994-7177
ホームページ
https://www.amedia.co.jp

参考:アメディアの望月社長は私と一緒に代々木公園を走っているアキレス走行会の全盲のランナーです。私はまだ少し見えている時に拡大読書器(読べえ)を購入し、視覚障害者になってからはカメラの三脚のように折り込んで使えるアルミ製の白杖を購入しました。なかなかのアイディアマンです。

写真4
写真4:聞楽(きらく)はマッチ箱ぐらいの小ささです。
写真5
写真5:聴楽(ちょうらく)を首に掛けた小柴の写真。
右側のイヤホンケーブルの途中にコントローラーが付いています。

ここまで本文