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昨年までの情報

この岩にセミの声がしみ込んで?(2014年7月18日)

蕎麦屋さんの写真

東京鉄鋼工業協同組合Cグループ会は、6月28日〜29日、山形県に親睦旅行を行なった。初日は、新幹線で山形駅に昼前に着き、近くの蕎麦屋でビールと日本酒で元気をつけて、「山寺」こと立石寺に向かった。

一行13名全員、階段数では日本第3位である1,050段を往復闊歩した。階段のほとんどに手すりは付いていたが、石段の踏面(ふみづら)の長さがまちまちで、視覚障害者の私にとっては、手探りならぬ足探り、皆さんについていくのが大変だった。

階段を上っている写真  階段を下りている写真

上りはともかく下りとなると、踏み外す怖さも加わって、一行より5分ほど到着が遅れてしまった。終始手助けをしながら同行してくれた山口さんに、感謝感謝。雨がやんだ曇り空という蒸し暑さの中での強行軍だったので、下山後のソフトクリームが格別だった。

松尾芭蕉の写真

松尾芭蕉の句碑を見て、50年前ここに来た時、「この岩にセミの声がしみ込んでいます」とのガイドさんの説明に(そんなバカな)、農協団体の人たちがこぞってその岩をカメラにおさめていたのを思い出した。

旅館は、かみのやま温泉の古窯(こよう)という古い旅館で、おかみと若女将が挨拶にくるなど、サービスが満点、地元の地酒「出羽桜」も進み、米沢牛のステーキに舌鼓を打った。

二次会ではダンスを知らないコンパニオンと踊った。参加したメンバーから「若い者がやっと降りてきたのに、山寺の階段は疲れなかったですか」と聞かれたので、「元気いっぱいです。ダンスの下手なコンパニオンのほうがよっぽど疲れた」と答えた。

部屋には6畳くらいのかけ流しの露天風呂がついたいた。段差もなく、手助けなしで自分でゆっかりはいれたのが、よりいっそう温泉気分を満喫させてくれた。

記念の写真

翌朝、山口さんと旅館特製のアイスを食べた。小ぶりだったが、下山時のものより数倍うまかった。

その後、シーズンだったので、「サクランボ30分間食べ放題」に挑戦した。甘くて新鮮なたわわに実ったサクランボで、とても美味しかったが、全員10分くらいで食べ飽きた。お酒なら、10分くらいでギブアップすることはないのだが。


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