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昨年までの情報

座る前にバスが動き出して、危なく転倒するところでした(2019年6月23日)

6月23日(日曜日)午後1時過ぎ、アキレスの帰りに目黒駅から都営バス大井競馬場行きに青木ガイドと乗車するときです。ガイドの運賃を支払い座席に向かう途中でバスが発進しました。私は全盲なので、よろめいて倒れそうになりました。幸い、青木さんが私を支えてくれて大事にならずに済みなした。
 青木さんは運転手に「座るまで動かすな!」と大声を出しました。それに対して運転手は「信号に2回も待たされバスが遅れているので」と言い訳をしました。「何はともあれ、座るまでは動かすな」と言いましたところ、「かけこみ乗車をして何という事を云うのか」と反論です。始発バスでドアが空いていれば乗るのは当然と言いましたが、聞く耳を持ちません。どうしても出発したいなら、ドアを閉めておけば乗り込めないでしょう。と言いましたら、貸し切りバスなら大きな声を出してもよいが、公共バスなのだから、他のお客に迷惑をかけるから、降りてくれ。というではありませんか。
 事故がなかったからよかったものの、正当化したい気持ちが優先し、安全安心教育がなされていないと思いました。運行管理者のいる品川営業所に電話すると、本人はまだ帰ってきていないが、着席前の発進はしないよう指導しているとのこと。運転手が帰ってきたら返事をくれるとのこと。電話が無いのでこちらから再度かけると、本人は反省しているとのこと。営業所の全職員に乗車したら座るまで動かさないことを徹底するとのこと。それは営業所全体の管理者の意見かと聞くと、私は秋元という一事務員とのこと。なんとも歯切れのわるい回答だった。
 関係団体の東京都交通局お客様センターに電話をしたところ、品川営業所の責任者から電話があった。言わんとすることをメールで送ってくれることを約束して、翌日メールを受け 取った。運転手の反省の言葉がなくごく一般的な謝罪文だった。以下に貼り付けます。皆さんどうお考えですか。幸い私は87歳でしたが転びませんでしたが怖かったです。


こしば 様

平素より、都営バスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、乗務員の運転操作・接遇及び運行管理者の対応により、こしば様にはご迷惑をお掛けいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
また、全乗務員に対し事故防止の注意喚起を行っている中で、このようなご指摘をいただいたことは、品川営業所の運行管理者の指導が全く行き届いていなかったと反省しております。

乗務員に対しては、丁寧な運転操作による安全運行・お客様の立場立った接遇に努めるように指導してまいります。さらに、当該乗務員に対しては、添乗調査などを通して運転操作の状況・接遇を重点的に観察し継続的に指導していくことで、一層の改善に努めてまいります。運行管理者についても、お客様の立場に立った責任のある対応を行うよう指導してまいります。

今後も、皆様からのご意見、ご要望を参考にさせていただき、より安全な都営バスを目指して努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

令和元年6月24日
東京都交通局品川自動車営業所
運行管理者 鈴木孝昌

写真1
写真1:6月23日(日曜日)13時7分、大井競馬場前行き都営バスの車内。
電光表示板の横に「運転手 小泉裕文」と書いてあります。
写真2
写真2:ナンバープレートは 品川200 か 29-66。
都営バス識別番号、A575。

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