昨年までの情報
高輪ゲートウェイ駅(2020年3月15日)
2020年3月15日、高輪ゲートウェイ駅に行きました。日曜日のせいか、大勢の人が見学に来ていました。子供連れの人もいました。自宅から1.5キロメートルで、最も近い山手線と京浜東北線の駅です。
1番線は東京・上野方向の内回りでホームの幅が広く、隣の2番線は五反田・渋谷方面の外まわりで、天井から光の入るガラス張りの明るいホームでした。売店はまだシャッターが閉まっていて、自販機だけが動いていました。このコンビニは終始無人で、カメラとAIによる自動決済が可能になるとの話でした。
3番線と4番線は京浜東北線のホームで、山手線と同じように広く明るいホームでした。快速も全部止まるそうです。
改札口は、第一京浜国道(国道15号線)の高輪二丁目に面しており、大きなエスカレーターとエレベーターと階段がありました。広めのエントランスではイベントを計画していたようですが、新型コロナウイルスの影響で中止だそうです(テントが張ってありました)。
正式開業は4年後だそうで、芝浦口はまだ開設されておらず、泉岳寺駅との連絡口も作る計画だそうです。タクシー乗り場も案内にはありますが開設されていません。
泉岳寺駅とのアクセスについては、京浜急行線と都営浅草線の矢印のみとなっており、駅名が書かれていないため、乗り換えに混乱をするのではないかと思いました。
付近はまだビルの建設の途中で、5年後には様変わりした駅になりそうです。白杖を持っている人に対しては、ロボットのAIが視覚障害者と認識してに対応してくれるとのことでしたが、当日はロボットによる案内はまだありませんでした。大勢の駅員がいました。あちらこちらのJRの施設からの応援の人達で、彼らも詳しいことはよく分かっていませんでした。入場券を改札口で返そうとしたら、記念にお持ち帰りくださいと、押印をしてくれました。暫定開業二日目のものです(後述の写真を参照)。
戦争中、強制疎開で品川駅から泉岳寺付近までの建物が強制的に壊された後に新しい駅ができるのは、当時子供でしたが感慨深いものがあります。
新しく駅が出来て、マスコミも記事にします。大勢の人が見学に行きます。当日、東日本大震災の原発事故の影響で住民の避難した福島県の富岡町と浪江町が、あれから9年たって避難解除が一部になり、常磐線も全面開通し、品川と仙台の間で直接運転を開始しました。また、岩手県の三陸鉄道も最近全面開通しました。こちらは利用者が少ないのか、あまり大きく発表しませんね。東京一極集中で悲しいです。
写真1:3月14日に暫定開業した高輪ゲートウェイ駅舎。
帽子を被って写っている小柴の奥に、改札口へ昇る大階段が見えます。
写真2:2階から1階のホームを見下ろした写真です。
全面ガラス張りで、ホームが光に溢れています。
写真3:新しくなった山手線の路線図の前にて。
赤い帯に白文字で『高輪ゲートウェイ』と目印がついており、
上向きの矢印とともに1番線が東京・上野・巣鴨方面、
下向きの矢印とともに2番線が渋谷・新宿・池袋方面と書かれています。
写真4:コンコースの品川駅方面はまだ工事中でした。
作業中のためか、三角コーンとブルーシートに覆われています。
写真5:記念に持ち帰った入場券。
「無効 高輪ゲートウェイ」という押印がされています。
切符の後ろのパンフレットには記念スタンプが押されており、
「高輪ゲートウェイ駅 2020 3 14 開業」という文字と、駅舎のイラストが描かれています。
同行と撮影はアキレスの青木マーくんです。本来ならば、東京都立川市の昭和記念公園での東京マラソンの予定でしたが、新型コロナウィルス感染防止のため中止となったので、急遽予定を変更しました。
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