小柴恭男ホームページ

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昨年までの情報

あれから45年……(2022年3月5日)

 2022年3月1日(火曜日)2月いっぱい最高気温が8度、最低気温が0度1度と寒い日が続きましたが、3月の声を聞いたら最低気温8度、最高気温18度とびっくり仰天!
 自宅の前で写真をとりました。中古の家を買って45年、建て直してから31年。私も90歳で終の棲家(ついのすみか)です。
 下の子どもが来年小学校だという時に二つ目の学習机を買ったら、私たちどこに寝るの?と言われ、親の家からスープの冷めない距離の住宅を探しました。偶然朝日新聞の産業広告で「売家。白金台、高台、東南、角地。45坪、2階建て木造トタン葺き中古住宅」と出ているのを妻が見つけました。
 あちらこちらと不動産屋をまわったり、新聞折り込み等をみて探したのですが、気に入った家が無くて困っていたところだったので即断で購入しました。売主との直接売買で仲介手数料も不要。日当たりのよいおうちでうれしかったです。私も定年間際の59歳、思い切って平成3年に建て直したのが今の家です。75歳までの住宅ローンを組んで、生活費を節約する毎日でした。75歳までいきられるかな、と健康に留意していましたが、無事に72歳でローン期日より3年早く繰上げ返済できました。
 付近にお店がないので、道に迷っている人を多く見かけたので、思い切って付近の地図と案内板を作りました。案内板は裏側にもあります。実は裏側は現在地から2キロと4キロメートルに丸を書いてあります。左上は羽田空港で約7キロです。右上は高田馬場の駅で、左下は秋葉原の駅です。ですので、山手線の西半分と中央線の駅に囲まれた土地が全部載っています。表のほうには港区の白金台高輪の位置がかかれています。自己満足かもしれませんが、何人かの人が見てくださると、ほっとします。
 全盲になって花が見えなくなりましたので、植栽を香りのする木に入れ替えました。今は紅白の梅が満開で、沈丁花も満開、いずれも良い匂いがしています。四季折々の花が咲いて、秋のキンモクセイで1年が終わります。
 一階には小さなホール(クライネホール)を作り、視覚障害者の人に音楽会や講談・落語・端唄(はうた)三味線の会などを時々開いて一緒に楽しんでいます。

写真1
写真1:自宅前にて白杖を片手に立つ小柴。
写真2
写真2:自宅全景。
写真3
写真3:角地の案内板。周辺の地図とあわせて、各方面への道標が並んでいます。
写真4
写真4:案内板を裏側から見た様子。
山手線の西半分と中央線の駅に囲まれた土地が全部載っています。
写真5
写真5:「ウメ シロカガ」の名札が掛けられた満開の白梅。
写真6
写真6:「ジンチョウゲ」にも名札が掛けられています。
写真7
写真7:白梅が咲き誇っている写真。
写真8
写真8:紅梅が咲き誇っている写真。
写真9
写真9:白梅が満開で良い匂いをしています。
写真10
写真10:自宅の表札。港区白金台 2-4-12 と書かれています。

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